今回は一つ前の記事に関係して、
「KEYBOARD」の「Alchemy Synth」の「Mallets」から行ける、
ベル類も含めた音についての印象を書いていきます。
※「Dreamy Bells」や「Sweet Bell」に関しては、
一つ前の記事も含め、すでに書いてあるので、省略します。
「Mallets」は「mallet」で「木づち、打球するためのつち」を意味しているようです。
「木づちで打つ楽器類」を、意味しているのかもしれません。
●Atlantean Bells
bell「s」と複数形になっていることからも想像できるよう、
エコーとかリバーブとかがかかって反すうする、深い海にいるかのような音です。
最後にキラキラした音が入ります。
●Bottle Bells
bell「s」と複数形になっていることからも想像できるよう、
この音も、エコーとかリバーブとかがかかって反すうします。
中ではねているような雰囲気があります。
●Light Bulbs
「Light bulb」で「電球」、それが複数あるということになります。
エコーとかリバーブとかがかかって反すうも少しおさえめ。
それでも、稲妻のようにキラキラとした音が魅力。
●Metallic Bell Atmosphere
「atmosphere」は「大気、空気、雰囲気、気分」を意味しているようです。
「気分」以外の意味が、今回の日本語訳の候補となりそうですね。
タッチ(弾いた時)の強弱の影響が出る、金属的な結構反すうした音。
パンフルートにもつうじる響きが、感じられてきます。
黒人音楽(ブラック・ミュージック)にも、使えるかもしれない。
●Shimmering Bells
「shimmer」は「かすかに光る、(陽炎(かげろう)などの)揺らめき」の意味だそうです。
それでも、結構強めの音でその様子を表している、結構反すうした音。
次の項目にもありますが、チューブラーベルにつうじるものがあります。
●Tubular Synth Bells
こちらには、チューブラーベルの名前が含まれています。
私の持っているミニキーボードにある、チューブラーベルの音と比べてみると、
チューブラーベルのキラキラ感は「Shimmering Bells」、
音が吹き抜けていく感じはこちらの音が持っているような気がします。
どちらかと言えば、Shimmering Bells の方が
よくあるチューブラーベルに近いものを持っていそうです。
こちらはポップな結構反すうした感じで、エレクトロニカ(電子音楽)に合いそう。
●Tuned Gongs
ゴングの音ですが、ドレミによって違いが出てきます。
「Metallic Bell Atmosphere」よりどこか強めで、
ある種の鍋を叩いている音にも聞こえます。
●Warm Bell Pad
bell(単体)になっていますが、エコーとかリバーブとかがかかって反すうする、
鋭い(強めの)、それでも、ぬくもりのある音です。
妖精が出てくる場面や不気味な雰囲気に、合いそうな感じ。
●Woodblock Space
「woodblock(ウッドブロック)」は「木版(画)、木のレンガ」のほかに、
木魚のような音がする、オーケストラ用の打楽器の名前となっているようです。
iPod の GarageBand の場合は、とても不思議な響き、不思議な音となっています。
「space」は「空間、宇宙空間」などの意味を持っているようですが、
楽器のウッドブロックと仮定して、これが楽器の外の空間で反響している音か、
それとも、楽器の中の空洞を反響している音か、もしくは、
スペーシー(宇宙的)となった音であるのか、私の場合は想像がここまでです。
エレクトロニカ(電子音楽)に合いそう。
……以上、印象を書いてきました。
これらも一つ前の記事と同じく、すべてプリセット音らしいので、
気になった方は、また機会がありましたら、確認してみてください。