私は現在、会社勤めをしていますが、
所属している部署ではいろいろな体験をして、考えさせられることがあります。
フリーランスにも音楽活動にもある話ですので、
今回はこの話をとおして、考えることを展開していきます。
・訪問
本格的に取引をする前段階として、
まず実際の現場(私たちのいるところ)を訪問しにいらっしゃいます。
いつどこを鋭くご覧になっているか分からないので、
個人的にとても緊張しますし、とてもやる気が出てきます。
自分に関連のあることでもないのに、名刺交換の時は、名刺の渡し方はどうか、
デザインはどうなっているか、つい気にしてしまいます。
結果がどうなるか、つい気をもんでもしまいます。
ほかにも、会社全体で上司の方や偉い方が、実際の現場を訪問しにいらっしゃいます。
その時は私の関連してくることも多くなるので、なおさら気が引き締まります。
何気なく実際に注目されそうなこととして、
たとえば、上履きの後ろのシワとか気にされるかもしれません。
正直に明かすと、踏んで履いている証拠であるのです。
後ろを踏んで履いている……アレなことが、おそらく皆さんにも伝わるでしょう。
・打ち合わせ
さらに進んだ時点の状態で、打ち合わせの入ることがあります。
ポイントは訪問と同じですので、ここでいったん、
フリーランスや音楽活動と絡めて考えてみます。
先ほども書きましたが、相手様はいつどこを鋭くご覧になっているか分からないですよね。
ここで影響が出てくるのは、私たちの持ち合わせてくるものです。
個性の絡み合った結果を「化学反応」と呼ぶこともありますが、
この化学反応が成功となるか、失敗となるか、そのかけ引きが個人的には、とても面白い。
成功させるために、私たちは相手に合わせて準備をします。
その準備で、どのくらいたくさんのものが
割かれているか……ここも、皆さんに伝わりますよね。
・単価
一緒の部署の方が、営業の方と単価の話し合いをしていることがあります。
ここも、皆さんに伝わりますよね。
私たちは有償で何かをやる場合、単価の高い方が、いろいろと助かります。
単価をいくらにしたらいいか、この「せめぎ合い」は、
ほかのことと同じく、とても難しいものです。
無償や安くてもいいとする場合もありますが、
あまりにもその姿勢でいると、逆にいい相手様に巡り会えないことも
少なくないので、本当に難しいです。
よく言われているのは、やっていることの平均的な相場をよく知ることです。
また、特別な事情なく、あまりにも無償や安い単価を希望する人とは取引をしないことです。
ほかに、あまりにも有言実行しない人とも、取引をしないことです。
このあたりの防御術には、とても繊細なものがあるので、
ここでは扱いませんが、本当に気をつけましょう。
……今回はこうして、会社勤めに学ぶフリーランス術を考えてみました。