今回は強烈な個性・特性に関連する当事者である私が、
個性・特性とのつき合い方について考えていきます。
私の個性・特性は、少なくとも中学生の時からは確実に、
とても大きな影響を与えてきました。
その影響がいいものであれば良かったのですが、そうではなかったわけですね。
精神的な用事でかよっているところの先生からは、
「だいぶ治った」と言われていました。
そんな現在でも、やっぱり似た影響を与えつづけているのです。
そこで、最近、「強烈な個性・特性」について聞いてみたところ、
先生は次のように言っていました。
「そういう強烈な個性・特性は、少数派の熱狂的な支持を受けたりする。
少数派の支持を選ぶか、多数派の支持を選ぶかかな。
多数派の支持を選ぶ(とともに、それに合わせた)場合、
少数派の支持を選ぶ(とともに、個性・特性をそのままにした)場合より、
そういう個性・特性は薄まっていくけどね」
とても当たり前のことですが、とても考えさせられています。
そこで、現在の私は、そのまま少数派向けにしつづけることと、
多数派向けに自分の個性・特性を調整しつづけることと、両方の方法を試しています。
もともと、多数派向けの表現(音楽活動では「ポップス」)畑出身ですので、
多数派向けに自分の個性・特性を調整しつづけることも、
それなりに楽しめているところはあります。
同時に、やっぱりそのまま少数派向けにしつづけることも、とても大事にしたいのです。
一時的にでもいいので、必要最小限以外は、シャットダウンしてみてください。
私も本当に短時間、やってみたのですが、
意外とそれでもそのままでいられる自分を、一瞬でも感じました。
たとえば、今回の私の場合は、
強烈な個性・特性に関連して安心できないと、生きていられないと感じていました。
しかし、そのシャットダウンをしてみたら、意外とそれでも、そのままでいられるのです。
自分の持ってしまったものに対して、
安心できないと生きていられないのは、よく分かります。
今回のように一記事まるまる書くことからも、伝わってくるでしょう。
私の強烈な個性・特性は遺伝で先天的になったものですので、とくにそうです。
それでも、何回も書きますが、そのシャットダウンをしてみたら、
意外とそれでも、そのままでいられるのです……本当に不思議ですね。
個性・特性とのつき合い方について、ここまで書いてみました。
八方塞がりのように考えることが本当に多かった私ですが、今回のように考えてみると、
不思議とたくさんのつき合い方のあることが、よく分かりました。
今回紹介した以外にも、いろいろな方法があるでしょう。
そこに気づけるかどうかが、皆さんも私も、とても大事であるのかもしれません。
シャットダウンしてみるなら、短時間でもシャットダウンしてみて、
手がかり(ヒント)がほかのところになかったか、「違う周り」を見渡してみてください。