たまたま、詞先(歌詞から曲を作る方法)を、初めてやりました。
「詞先はとても難しい」と聞いたことがあるので、覚悟して臨むことに。
ずいぶん前の自作歌詞、「弱いままでも」をそうしました。
PDFファイルになりますが、歌詞の具体的な内容は、以下のリンクから行けます。
http://karukinoenba.web.fc2.com/kasi2012/yowaimamademo-3.pdf
結果……たしかに、とても難しかったです。
あくまで私の場合ですが、少しでも参考になりましたら。
今回、自分なりに気をつけてみたのは、次のところです。
・音の区切れ
・アクセントの合致
・一番とそれ以降で共通
・実際に歌ってみる
聞いた時に、言葉が分からなくなってしまわないように、
言葉が持っている区切れやアクセントに、合わせた方がいいのです。
とくに、同音異義語がある言葉は、よく注意した方がいいでしょう。
作詞全体関連の話になりますが、
・言葉の区切れ
・言葉のアクセント
・メロディーの区切れ
・メロディーのアクセント
など、使う言葉がもともと持っている「音の側面」と、
メロディーが持っている区切れやアクセントの合致を意識すると、作詞がしやすくなります。
また、多くの曲が一番以降まであります。
一番と一番以降の同じメロディーの部分で、なるべく合致させる必要があるのです。
メロディーがつけられたら、実際に歌ってみるのは、同じく作詞関連全体の話です。
私も初期のころは分からず、この基本を教わりました。
ボーカルを実際に録音する時も、本当は時間をかけて練習するのが、当たり前のようです。
今回、私も実際に歌ってみたことで、新しい特徴が分かったりしました。
こうして、初めての詞先をやり終わったのですが、課題のいくつもある気がしてきます。
ここまで書くと、作詞全体がとても難しいことのように、感じられるかもしれません。
それは否定できないのですが、
私も段階的に覚えていったことですので、慌てなくていいです。
「詞先はとても難しい」とも書きましたが、演歌・歌謡は詞先で作られやすいらしいですし、
J-POP でも、詞先を基本スタンスにしているミュージシャンもいらっしゃるので、
それぞれその時々でしょうが、ここで書くほど構えなくても、いいかもしれませんよ。