猫の曲は好きな方や飼っている方もたくさんいらっしゃるので、たくさんあると思います。
私には好きな動物がいろいろといるのですが、猫もそうです。
猫の曲についても、作ったことがあります。
「たっちゃんのじゃがいも猫」が、その一つです。
「メインクーン」という猫がいるのですが、
じゃがいもの「メークイン」と似ていることから、
メインクーン+メークインで、「じゃがいも猫」を作りました。
ただ、モチーフとしてはすでに例があったので、
たっちゃん、つまり、私のバージョンのじゃがいも猫、としたのが曲名です。
こういう時、自作キャラ(または、あるキャラの自分の場合)の
共通しやすい特徴を掴んでおくと、作りやすくなる時があります。
私の場合は「おとぼけ」が当てはまりやすいと分かったので、
「しっかりしていないメインクーン」として、
私自身で歌詞つきの主旋律を練習したり、録音したりする時に、歌い方を工夫しました。
ほかにも「居酒屋の迷い猫」があります。
最初は人間を「迷い猫」とたとえるつもりだったのですが、猫自体にしました。
動物に人間をたとえたり、動物自体にしたりする、
この選択や変換は手法として、役に立つ時があります。
猫の具体的な種類は決めていなかったのですが、
個人的なイメージでは三毛猫だったので、それにしました。
ここまで書いてきて感じるのは、ほかの動物でもそうですが、
同じ動物でも具体的な種類や事実を盛りこむと、その影響が出てくることが分かります。
良く言えば、その種類や事実に共感する方が集まりやすくなること、
逆に言えば、来る方を限定する場合もあることが考えられます。
ニッチ(マイナー)な方がいい場合もたくさんあるので、
このことをどちらにとらえるかは、自分しだいです。
話は戻り、「居酒屋の迷い猫」の猫にも、先ほどの「おとぼけ」を取り入れました。
ここにも上に書いてあることが、しっかりと生きてきています。
このような自己分析も、「ブランディング」の一部です。
以上のように私は、猫の曲を作ってきました。
猫の曲をとおして、曲の作り方を学んでいることが分かります。
同時にとても大事であるのが、ほかの動物でもそうですが、
「可愛い!」の気持ちや、(時には人間のように)尊重する気持ちでしょう。
個人的には、これらの気持ちが猫の(または、ほかの動物の)曲に
厚みや深みを持たせるものだと、考えています。