音楽もそうですが、創作(芸術)は料理にたとえやすくて、ブランディングにも言えます。
音楽の場合、おふくろの味は懐かしさや(レコード、カセットなどの)変わらない形式など、
しょうがやニンニクをきかせた味は、曲のアクセントに変換できます。
一件しかなくて、なくなりそうな文化は、おふくろの味に似て、
残したい変わらない形式であることも、少なくありません。
同じくおふくろの味に似て、各家庭(または、各人生)の味からも、
ほかの人にはない「(自己分析の)手がかり」が見つかったりして、
それを音楽の場合に変換することができます。
各家庭(各人生)の影響は、気づかない時は気づかないものですが、一度気づくと、
実は自分の(分析の)強い手がかりになりやすいことに、とても驚くのです。
話が戻ったようになりますが、現在の私の家では、
料理にしょうがやニンニクをきかせることが多くなりました。
このことは曲のアクセントに変換できると先ほど書きましたが、
私もそのような「深み」のある曲を、作品を、作れるようになりたいものです。
しょうがやニンニクは昔から有名な、自然由来のスパイスでしょう。
その「自然由来」が、とても素朴な雰囲気に感じられます。
私の作風には「深み」だけでなく「素朴さ」があるので、
このような「深み + 素朴さ + アクセント」の雰囲気が、とても尊敬できるものであるのです。
一方で、味やにおいなどの強過ぎるアクセントは私に、
今、書いたことを調節してやる必要性を教えてくれています。
いいことだけでなくて、このような気をつけた方がいいようなところも教えてくれるので、
なおさら自分の音楽、または創作(芸術)に取り入れたいと感じさせるのです。