歯の用事で仕事を休む方が多く、
しかも、一人が複数回や長期に渡ってそうする様子を見てきました。
私自身も、ひょんなことから長期に渡って、そうすることになりました。
現在はいったん終わっていますが、控えている予定がまだあります。
ほかに、精神の用事でこうしていますが、
歯の用事で待合室にいた時と、音楽に関する共通点がありました。
よく知られている曲のオルゴールバージョンが、かけられていたのです。
そこで、こういう関係のオルゴール曲があったらどうかと、
iPod の GarageBand のトイボックスにある音「Music Box」、
「KEYBOARD」の「Alchemy Synth」の「Mallets」から行ける「Dreamy Bells」、
「Dreamy Bells」と同じところから行ける「Sweet Bell」の三種三パターンで、
似たきっかけから作った自作曲「親知らず同盟」の
オルゴールバージョンを作ってみました。
なお、この挑戦は別の記事で「作らなかった」と書いたことを、
最近になって再挑戦してみたものです。
●Music Box の場合
鍵盤の画面で録音したのですが、タッチ(弾いた時)の強弱をとても繊細に読み取るらしく、
想定した場面が場面ですので、とても繊細に弾く(録音する)のが、とても大変でした。
時間はそれほどかからなかったものの、二日に分けて録音した影響もあり、
「その時々の状況」の影響がにじみ出ています。
このとても繊細な読み取りは、GarageBand のとてもいいところですね。
結果、課題は感じさせるであろうものの、完成しました。
響きと厚みがある金属質な音で、シンプルなせいか、意外と強めに音が出ます。
●Dreamy Bells の場合
別の記事で、操作ができれば、曲の最後に二小節の空きブロックを一つ追加すると、
曲が急に終わったり、次の曲が急に始まらずに済み、
楽器によって起こる響きを楽しめる最後になると書きました。
自作曲「アーモンドトイプードル」で Dreamy Bells を使った時も、感じたのです。
このことが、今回、この音も使ってみるきっかけとなりました。
※余談ですが、この曲には別の記事に印象を書いた、
トイボックスの「Cheap Organ」も使っています。
Music Box の場合と同じく鍵盤の画面で録音したのですが、
タッチ(弾いた時)の強弱は、意外と、とくに気にせず弾けました。
完成した時の印象は、Dreamy Bells の音自体の印象にもつながるのですが、
エコーとかリバーブとかがかかった、可愛い・幻想的な・甘い音でした。
今回の場合はこのエコーとかリバーブとかのかかった効果が、
想定した場面に必要なやわらかさを、包みこむようにほど良く出す感じがします。
響きがとてもあるので、似た症状に悩まされている方には合わないかもしれませんが、
個人的には、とても好印象でした。
●Sweet Bell の場合
Dreamy Bells と名前が似ていたので、
音の特徴にどのような違いがあるかも含めて、使ってみることにしました。
ほかの場合と同じく鍵盤の画面で録音したのですが、
タッチ(弾いた時)の強弱は、Dreamy Bells と同じで、とくに気にせず弾けました。
完成した時の印象も含めた Dreamy Bells との違いは、
エコーとかリバーブとかが、グンとおさえめになっていることです。
ないことはないのですが、まるでパイプオルガンのような響きです。
それでも、尾を引かせるような響きがあって、そこに甘い雰囲気を感じます。
やっぱり Dreamy Bells と同じく、可愛い・幻想的な・甘い音であるのでしょう。
エコーとかリバーブとかが Dreamy Bells よりかかっていない分、
オルゴール曲として考える雰囲気も、この音よりは強めです。
……このように、三種三パターンの印象を考えながら、オルゴール曲を作りました。
オルゴール曲としては、個人的に Dreamy Bells バージョンが一番良かったです。
Dreamy Bells と Sweet Bell の違いについてですが、
反すうする幻惑的な響きが dreamy(夢のような)と bell「s」(複数形)、
尾を引かせるような甘いベル単体の響きが sweet(甘い)と bell (単体)、
と表されているのかもしれません。
工夫としては、原バージョンよりも BPM をゆっくりにして、間の長さを省略しました。
「親知らずを抜いた夜」のテーマや、ほかの科の曲など、
まだまだ考える余地があると思われる、そんなことを個人的に感じます。