今回は曲の作り方について、私の現在進行形の例を紹介します。
「C – guinea pig dream(C – モルモットドリーム)」
をコンセプトに掲げているので、新たなモルモット曲を作ることにしました。
ホームセンターに行って、モルモットに関する情報を調べてきたのですが、
モルモットの飼い方の資料が持ち帰れたので、もらってきました。
見てみると、モルモットの伸び続ける歯に関する思いが、
足りていなかったことに気づきました。
そこで、「かじかじモルモット」の曲を作ることにして、
一部の歌詞とそこからの主旋律が、同時にできました。
最初の歌詞は、次のとおりです。
かじかじかじかじ
木のおもちゃをかじる
かじかじかじかじ
チモシーをかじる
伸び続ける前歯を
すり減らすために
かじかじかじかじ
させる日々
かじかじかじかじ
ケージをかじる
かじかじかじかじ
布団をかじる
伸び続ける前歯は
すり減るけれど
かじかじかじかじ
しちゃいけない!
……主旋律ができたので、耳コピしてみると、
「レミソ」で構成されていることが分かりました。
「レミ」から、コード「Em7/D(レミソシ)」を連想しました。
「Em7(ミソシレ)」と、どっちにするか迷いましたが、
ここは響きを聞いてもらって、「Em7(ミソシレ)」にしました。
たまたまですが、「レミ」のほかに「ソ」も入っていますね。
コードを使う時、隣り合う音がある場合は、「–7」や
(ちょっと難しいですが)「–9」の合うことがあります。
ついでに、Em7 を区切りの最初ごとに鳴らすか、
チャン、チャンとずっと鳴らすか、ほかにも、Em7 だけでいいのか、さらに迷いました。
ここも聞いてもらって、上に書いた歌詞の部分だけは、
Em7 だけをずっと鳴らすことにしました。
ついでに、音楽理論を勉強する機会として、ほかに音を使うとしたら、
どの調やスケールがいいか、考えてみることにしました。
調に関して、明るい場合は長調、暗い場合は短調というのがよくある考え方でしょうが、
今回はそれに沿って、長調を想定してみます。
鍵盤系の場合、黒鍵を使わず白鍵だけだと、「ハ長調」だと聞いた過去が、私にはあります。
ハ長調にするのもありですが、ほかにないか、調べました。
とりあえず無難に考えてみると、「レミソ」が「♯」になっていない調ということになります。
ト長調(ファに♯)、ニ長調(ドとファに♯)が候補に出ました。
今回はハ長調、ト長調、ニ長調が候補であると言えます。
この結果も踏まえて、さらにスケールを調べてみると、
●アイオニアン・スケール(Ionian、メジャースケール、長音階)
●リディアン・スケール(Lydian)
●メジャー・ペンタトニック・スケール
●ヨナ抜き長音階
などが当てはまることが分かりました。
……これ以降どうするかは、まだ決まっていないのもあり、
とりあえずこの記事では、書かないことにします。
少しでも参考になったようでしたら、とても嬉しいです。