「晴耕雨読」は、とてもうまい表現ですね。
晴れている時は肉体を使って動いて、雨が降っている時は頭(精神)を使って休む。
でも、「頭(精神)を使って」動いているとも言えます。
厳密に言えば、寝ている時も体は機能して、動いているわけです。
それぞれその時々ですが、こういう「調整」が無意識のうちにも、
とても大事とされているのですね。
あえて明記すると、引っくり返せば、「休んで調整する」ことも無意識のうちにも、
とても大事とされているのですね。
クリエイティブ、もしくはつうじる分野で奮闘している方々を見かけると、
私もそうしていきたいなと、本当に励まされてきます。
今、書いた「調整」が何倍も必要な私には、本当に大変なことですが、それでも。
最近の私には「雨読」のような時間が、長く続いています。
「タスク管理をきちんとしたうえで、まだたくさん余る時間をどうするか」。
このような珍しい課題が、提示されているわけであるのです。
とても難しいところは、ただ何かやればいいわけではないことです。
それぞれその時々ですが、私の場合は「無駄なことをやってしまった」、
「逆効果になってしまった」と、やった後でやたら後悔してしまうことがあるからです。
「やるべきことをやるべきことを」と求められやすいのは、
たくさんの方々に当てはまることだと思われ、自分自身でそう言い聞かせるまでになる場合も。
だからこそ、今、書いたようにやたら後悔してしまうのです。
一つの方法として、寝て起きることがありますが、
できない場合ももちろん、普通に見かけられます。
ある場合だと、いつも寝ている時間以外は、たとえ十五分でも、寝られないそうです。
寝転がるだけでも、起き上がる時に足が痛くなってくるので、できないそうです。
別の方法としては、一人の時、今の自分の気持ちを文章に書き出してみることがあります。
いらない紙の裏でいいですし、わしゃわしゃわしゃっと書くだけでいいです。
文章に書き出すことがとてもとても苦手な場合は、
頭のなかでふにゃふにゃふにゃっと、言葉に起こしてみるだけでも。
……「タスク管理をきちんとしたうえで、まだたくさん余る時間をどうするか」。
一部の方法を書いてみましたが、ほかにもたくさんあるでしょうから、
それぞれその時々に合った方法で、また過ごしてみてくださいね。