物体には斜めに力をかけると、変な癖がついてしまうのもあり、
ブランディングにも似たことが言え、「力をかける」は「教える」と変換されます。
私たちは「ブランディングする者」として、教わる側にも教える側にも当てはまります。
しかし、逆にブランディング(にたとえられた物体)の状態を
良くすることもでき、力をかける→教える、人の手腕によるものがあります。
基礎段階からしっかり組み立てていくことによって、後の段階がきちんとなる場合もあります。
ただし、いろいろな角度から見てみると、意外と変な癖がついてしまっていることもしばしば。
いろいろな教えが集中すると崩れることもあるので、やっぱりそれぞれの手腕が問われます。
ブランディング(にたとえられた物体)だけでなく、教える側にも負荷がかかります。
教える側は教える側で工夫しないと、こちらにも変な癖がついてしまうのです。
ブランディングと教える側、お互い変な癖の連鎖を防ぐためにも、
独学でもいいですし、とらわれ過ぎなくてもいいので、勉強が必要なことはいなめません。
運営していくとなると、なおさらです。
道のりは平坦でないことがとても多いですし、周りもあります。
それらも「教える側」に含まれるので、
もともとの「教える側」は工夫と勉強が、さらに必要となってくるでしょう。
運営スペースに情報などがたまってくることによっても、
整理や構築などの難易度が上がります。
これらで変な癖の連鎖が起きることもあるので、また注意が必要となります。
……「教える側」を中心として書いてきたようですので、「教わる側」からも書いてみます。
教わる側も、教える側周辺の注意点を知っておくと、とても参考になります。
教わる側は「すり合わせ」するなかで、何を取り入れ、
何を取り入れないかを、「賢く」選択していくことがとても大事です。
これも独学でもいいですし、とらわれ過ぎなくてもいいので、勉強が必要なことはいなめません。
教わる側にとって、手がけるブランディングも教わる側自身にも、
今まで書いてきたような「変な癖」がついてしまうことに、
よくよく気をつけることが、本当に大事であるのです。
「変な癖」が逆に、状態を良くすることができる場合もあるでしょう。
しかし、今回のような「変な癖」によって、
たくさんのことが逆効果になるのを、知ってきました。
別の記事でも似たことを書きましたが、誰の何を「師」とするか、
どうやって手がけるブランディングに、変な癖をつけてしまわないようにするか、です。