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アイデア論

すでにあった! distance や distant の文化周辺

まず、「distance(ディスタンス)」の言葉と文化周辺について、書いてみることにします。
distance は「距離」など、「離れる」のニュアンスを持つ言葉です。

人間にはもともと、パーソナルスペースを設ける性質があります。
自分が他者とみなしていればいるほど、距離を空ける傾向があるのです。

学生時代、私はこれを比較的、気にしていませんでした。

何もしていないし知り合いでもないのに、距離を空けて座られたので、
どうしてかと聞きたくなった戸惑いを、短歌に詠んだことがあります。

結構共感を集めたので、そういえば、と感じられる範囲かと。

私にとって、曲に使われていた distance は、
プログレッシブ系のミュージシャン二グループが、
表記は違いますが、一曲ずつに使っていた記憶が、とても強いです。

それも、片方が片方から影響を受けていたらしいので、
distance もその影響から出てきた表現であるのが、いなめないです。

このように distance は前から、人間の性質として定着していました。

似た言葉で「distant(ディスタント)」があるので、
次はその言葉と文化周辺について書きます。

distant は「遠い」といった、これまた「離れた」のニュアンスを持つ言葉ですが、
distance とはぜんぜん違う言葉のようです。

distance と音楽の関連も先ほど書きましたが、distant と音楽の関連もあります。
バラ(花)に「ディスタント・ドラムス(Distant Drums)」の種類があるのです。

映画や演奏方法が名前の由来でありそうで、花の色が変わっていくのも特徴らしいです。
すでにあるかは分かりませんが、曲にしたくなってきます。

名前のとおりドラムや太鼓系を取り入れて、花の色が変わっていくところも取り入れて、
可能であれば、名前の由来からも、何かを取り入れられるかもしれませんね。

それにしても、distance と distant って本当に似ています。

これも取り入れようとすれば取り入れられそうな気がして、
いろいろな可能性を秘めていることが予想されます。

以上、distance や distant の言葉と文化周辺について、書いてみました。

ディスタント・ドラムスも 1984 年あたりに作られたバラらしいので、
distant も前から、定着していたことになります。

どちらの言葉も、すでに文化周辺に定着していたのですね。

作成者: 橘 木竜(たちばな きりゅう、Kiryuu Tachibana)

まったり風変わりに音楽のハウツーをお届けする、個人音楽レーベル「Blue taste o' sauce record」の中の人。
自作ゆるキャラ「千歳飴モルモットシリーズ(ちもちゃん)」をプロデュースしている、「モルモットの作品の人」でもある。
「Kiryuu Tachibana」のミュージシャン名で、音楽の有料配信も。

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